日本政府、大阪初の統合カジノリゾート計画を検証へ【世界のカジノニュース】

日本初の統合型カジノリゾートを2029年に正式にオープンさせる大阪府と大阪市の計画を政府が承認する見通しであると政府関係者が明らかにしたと、日刊紙「ジャパンタイムズ」が報じました。（World Casino Directory）

Government To Validate Plans For Osaka’s First Integrated Casino-Resort（World Casino Directory）

統合型リゾートとは？

IRは、Integrated Resortの頭文字で、「統合型リゾート」と呼ばれていいます。国際会議状や展示場、ホテル、レストラン、ショッピングモール、エンターテイメント施設、カジノなどで構成される施設です。日本初のカジノが設置されることでもかなり話題になっています。

今後の開発計画

日本政府は4月14日金曜日に対策本部会議を開催する。そこで岸田首相と関係閣僚が大阪IR計画を正式に承認する予定であると関係者は述べた。さらに「大阪府と市は２０２９年の秋から冬にかけて大阪湾の人工島夢洲に施設をオープンすることを目指している」と語った。なお、最新情報は大阪府のページに掲載されています。

また、関係者は「長崎県もIR誘致計画を提出しているが、詳細をさらに精査するには時間がかかるとして、対策本部は決定を先送りする可能性が高い」と述べたとのこと。

カジノリゾートによる経済効果

カジノリゾート建設による経済効果は大きく、大阪府によると年間2,000万人の観光客の誘致、年間収入1兆1,400億円の貢献が期待されると予測されている。

カジノに対する国民感情や計画の遅れ

2018年には、最大3つのIRの設立を認める法律が採択されました。しかしながら、ギャンブルへのマイナスイメージや夢洲の土壌汚染のリスクなど、課題は山積みであり、国民の強い反対感情も存在している。

また、パンデミックによる各種手続きの遅れや外国事業者の撤退なども影響し、計画はかなり遅れている。

大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備等基本協定書の締結

2022年2月15日には、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備等基本協定書」が締結された。締結主体は「大阪府、大阪市、大阪ＩＲ株式会社（SPC）」となっており、趣旨は次のように記載されている。

区域認定を得られた場合に、SPCが設置運営事業者となることを確認するとともに、認定申請や実施協定等の締結その他事業を円滑に開始するために、大阪府、大阪市及びSPCが負うべき責務及び必要な諸手続について定めるもの（基本協定の概要）

また、主な規定項目は次の通り。

1. 事業日程及び事業関連書類の遵守
2. 認定申請手続
3. 事業条件の変更要件・手続
4. 表明保証
5. SPC 株主 ※株式譲渡・事業譲渡等の制限等
6. 履行保証金（6.5 億円）
7. ＭＧＭリゾーツ・インターナショナル、オリックス株式会社の連帯保証
8. SPC による費用負担
9. 土地課題対策の実施・費用負担
10. 実施協定等の締結義務等
11. 基本協定の解除
12. 協定解除の効果（SPC の違約金 6.5 億円）
13. その他反社会的勢力排除、秘密保持、一般条項 等

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（引用元）Government To Validate Plans For Osaka’s First Integrated Casino-Resort（World Casino Directory）
（参考）大阪IRとは？　基本協定の概要（大阪府）

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