大阪初のIRへの融資過去最高額、銀行も関与を再検討【世界のカジノニュース】

大阪IR（統合型リゾート）の融資額が過去最高の5,500億円になるだろうと「World Casino Directory」が伝えています。

Record Loan for Osaka’s First IR, Banks Reconsider Their Involvement（World Casino Directory）

大阪IR（統合型リゾート）とは？

IRは、Integrated Resortの頭文字で、「統合型リゾート」と呼ばれています。国際会議場や展示場、ホテル、レストラン、ショッピングモール、エンターテイメント施設、カジノなどで構成される施設です。日本初のカジノが設置されることでもかなり話題になっています。

出資の可能性がある銀行

まず出資の可能性がある銀行として、三菱UFJ銀行、三井住友銀行があります。両者は2,000億円から3,000億円の融資を検討しています。

• 三菱UFJ銀行
  東京都千代田区丸の内に本店を置く、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の都市銀行。三井住友銀行、みずほ銀行とともに3大メガバンクの一つ。
• 三井住友銀行
  東京都千代田区丸の内に本店を置く、三井住友フィナンシャルグループ傘下の都市銀行。三菱UFJ銀行、みずほ銀行とともに3大メガバンクの一つ。

さらに次の銀行もプロジェクトに参加する可能性があるようです。

• りそな銀行
  大阪府大阪市中央区に本店を置く、りそなホールディングス傘下の都市銀行。大阪府の単独指定金融機関。
• SBI新生銀行
  東京都中央区に本店を置く、SBIホールディングス傘下の普通銀行。
• 日本政策金融公庫
  民間金融機関の取組みを補完し、事業に取組む方々等を支援する政策金融機関。
• 三井住友信託銀行
  三井住友トラスト・ホールディングス傘下の完全子会社の信託銀行。2012年4月1日に発足。

一方で、3大メガバンクの一つであるみずほ銀行の出資の可能性ですが、記事によると、まだ正式な発言をしていないとのことです。

グループへの参加が見込まれていたみずほ銀行は、すでに関与が確認されている銀行のリストからその銀行名が欠けているものの、まだ正式な発言をしていない。（中略）みずほが融資に関与しないことを決定した場合、他の金融機関は以前の計画よりも1,000億円（7億4,000万ドル）多く投資しなければならないため、問題となるだろう。（World Casino News）

経済効果とリスクの兼ね合い

非常に大きな経済効果が見込まれる大阪IR計画ですが、夢洲は土壌汚染や液状化の不安を抱えており、リスクも存在します。銀行が融資を行うかどうかは、その経済効果とリスクの兼ね合いで決定されると思われます。今後の動向に注目したいですね。

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（引用元）Record Loan for Osaka’s First IR, Banks Reconsider Their Involvement（World Casino Directory）

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