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韓国のギャンブラー逃走事件から大阪IRカジノ依存症対策について考える【世界のカジノニュース】

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ラスベガス
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真夜中に韓国の警察署から窓を突き破って逃走したベトナム人ギャンブラー10人が全員再逮捕されたとの報道がありました。10人は日曜日の早朝に市内の賭博場で拘束されたベトナム人グループ(23人)の一員で、取り調べを待つ間にわずか20センチほどの窓の隙間から逃走したとのことです。

韓国警察署の窓からギャンブラーが逃走
Gamblers Squeeze Out of South Korea Police Station Window and Flee(Casino.org)

逃走の理由は・・・

当局によると、10人全員が不法移民で、ベトナムに強制送還されることを恐れて逃亡したとのこと。逃走していないメンバーは韓国内に滞在できる書類を所持していました。

韓国は発展途上のベトナムより経済的に豊かであることに加え、ベトナムには政治的な抑圧もあるようで、それもベトナムに戻りたくない理由の一つなのでしょう。しかし残念ながら、捜査終了後には国外退去のために入国管理局に送られる可能性が高いようです。

警察が捜査を終え、逮捕逃走の罪で起訴する可能性があれば、10人全員が国外退去のために入国管理局に送られることになるという。(Casino.org)

江原ランドカジノ問題

韓国には厳格な賭博法があり、韓国国民は国内でギャンブルすることを禁じられています。しかし、1箇所だけそれが許される場所があります。それは「江原ランドカジノ」。韓国人も外国人もギャンブルをすることができる唯一の場所となっています。

そんな江原ランドですが、韓国人が入れる唯一のカジノということから、マネーロンダリングやギャンブル依存症、借金や周辺環境の悪化、ホームレスの増加など問題が多発したようです。オープン当時は依存症に対する対策も特に何もなく、周辺施設への規制やセキュリティも甘く、治安の悪化にもつながったとか・・・。

日本はどうなる?依存症や治安対策

日本のカジノ法案では、依存症対策のため、「週に3日、月に10日」しかカジノに入れないことが決まっています。また、カジノの占める面積は統合型リゾートの施設面積に対して3%を上限と定められています。周辺地域に酒場・風俗・貸金業者などを規制することも、治安維持のための課題になってくるでしょう。

大阪IRは日本初という話題性もあり「カジノ」のイメージが非常に強いですが、基本的には「統合型リゾート施設」の開発です。カジノ以外の施設であるホテルや映画館、劇場やショッピングモールなどで健全な経営を行っていくことが重要といえます。

日本初のカジノが、健全で安心安全な運営を成功させることを期待したいですね。

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(引用元)Gamblers Squeeze Out of South Korea Police Station Window and Flee(Casino.org)

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